HRS教育・研修事業のご案内
私共(HRS)では、料飲サービスに関する知識、技術、マインドの向上により、食を通した「おもてなし文化」の振興、発展に寄与するとともに、料飲サービスに従事される方々の社会的地位の向上に努めております。
2020年からのコロナ禍は漸く落ち着きを取り戻しつつあり、国内外の観光需要が再び高まりをみせて参りました。一方、難局を切り抜けるための人事政策によりキャリアのあるスタッフの不足、人員の刷新があり体制の再構築が大きな課題となっております。
私ども料飲サービス業界では、この需要増大の好機をしっかり捉えるために、サービスパーソン各人が基本的なサービスを確実に身に着けて、事業所全体が一体感のある、より質の高いサービス体制となることが求められております。
この課題に対して「基本サービス研修」では、長年育まれ研鑽されたHRSサービス基準をベースに実技を重点においた教育・研修制度を通じて、お役に立てればと考えており、以下をご提案させて頂きます。
貴社にとっての必要性をお感じになられておられましたら、是非、ご検討を頂ければと存じます。
種目 | 料理区分 | 推奨テキスト |
基本サービス研修 | レストランサービス | 「レストランサービススタンダードマニュアル」 |
日本料理 | 「日本料理の食卓作法」 | |
テーブルマナー | 西洋料理 | 「西洋料理の食卓作法」 |
日本料理 | 「日本料理の食卓作法」 | |
中国料理 | 「中国料理の食卓作法」 |
◇研修実施の流れ
◇研修項目一覧
「基本サービス研 研修のお問い合わせ1.研修内容 | 学習のポイント |
T.接客の基本 | |
・身だしなみ、待機の姿勢、歩き方、 お辞儀の仕方 |
男性の身だしなみ、女性の身だしなみ |
・接客用語の基本 | 好ましい表現と間違った言葉づかい |
U.サービスの基本スキル | |
・お出迎えからお見送りまで | テーブルへのご案内 |
・メニューとご注文伺い | メニュー説明、ご注文の復唱 |
皿の持ち方、運び方 | 料理提供時と皿の下げにおけるポイント |
サービストレイの持ち方 | 飲み物の提供と下げ |
V.西洋料理の食器・備品 | |
・カトラリー類、陶磁器類、グラス器 リネン類 |
ナイフ・フォーク、食器類の種類と使い方 |
・テーブルのセッティング | テーブルクロスとセッティング |
ランチセットとディナーセット | |
W.飲み物の提供 | |
・お水のつぎ方 | ウォーターピッチャーの取扱い方 |
・ワインの知識と取扱い | 白・赤ワインの栓抜き、注ぎ方 |
X.コース料理 | |
・コース料理の基礎知識と流れ | オードブル提供のポイント |
・プラッターサービス(持ち回り) | スープサービスの留意点 |
・皿盛り料理のサービス | 魚料理の基礎知識とサービスの留意点 |
肉料理の基礎知識とソース | |
サーバーの使い方 | |
Y.宴会サービス | |
・会場設営、準備 | お客様の人数、ご希望、人員配置 |
・宴会サービスの留意点 | サービスのポイント、目配り、気配り、 動作 |
Z.質疑応答 |
2.研修の進め方 | |
@研修は、基本的な知識、動作トレーニングの習得を中心に進めます。 | |
A研修プログラムは、受講者の習得度合いにより変更する場合があります。 | |
B実技研修の内容は、レストランサービスおよび宴会サービスを前提に進めます。 | |
C研修テキストとして、「レストランサービススタンダードマニュアル」を使用 いたします。 |
*研修会場、研修に使用致します什器・備品は、ご依頼頂きました法人様の施設・設備・什器・備品等を
使用させて頂き、実際と同様の環境で研修を実施致します。
*研修資料を作成・使用する場合には、別途費用のご負担をお願い致します。
◇受託料 [2023年3月14現在]
*受講者数、受講者の習熟度、研修内容等により、案件ごとに費用見積書を研修プログラム、必要器材表、会場レイアウト等と併せてご提案させて頂きます。
*実施基準時間帯は、原則10:00〜17:00内です。
主講師1名 | 受託料(消費税を除く) | |
一 般 | 会 員 | |
2時間 | 60,000円 | 48,000円 |
3時間(半日) | 80,000円 | 64,000円 |
6時間(1日) | 150,000円 | 120,000円 |
補助講師1名 | 受託料(消費税を除く) | |
一 般 | 会 員 | |
3時間(半日) | 50,000円 | 40,000円 |
6時間(1日) | 75,000円 | 60,000円 |
◇旅費交通費
*交通費実費のご負担をお願い致します。
*複数日にまたがる研修時の宿泊・食事については、ご依頼先様でご準備または、実費のご負担を
お願い致します。
◇ご留意事項
*技能検定試験を目的とした研修ではございません。
*本研修の録画・録音・撮影、研修内容のSNSへの投稿等は固くお断り致します。
お問合せ、ご依頼窓口
一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会
事務局長 福井 晃
TEL:03-5226-6811 mail:honbu@[hrs.or.jp